英語の勉強をするために参考書を探しているけれど、種類がたくさんあってどれが自分に合う参考書なのか分からないという人も多いと思います。
また、そもそも英語の勉強のやり方がよく分からないという人もいるでしょう。
そこで、この記事では、人によって合う参考書と合わない参考書もあるとは思いますが、参考までに、私が受験生時代に使っていたオススメの英語の参考書を紹介していきたいと思います!
この記事は次のような人にオススメです!
・英語の参考書選びに迷っている人
・英語の勉強法がよく分からない人
勉強法について書かれた本
当時受験生だった私は、英語の勉強を本格的に始めようと思いましたが、ふと気付きました。
「具体的にどう勉強すれば良いのか分からない」と。
そこで、まずは勉強のやり方について書いてある本を探しました。
そして見つけたのがこの『改訂版 大学入試 世界一わかりやすい英語の勉強法』でした。
「スタディサプリ」で有名な関先生が書かれた英語の勉強法に関する本です。
正直に言ってしまうと、私の受験生時代の英語の勉強は9割位この本に書かれていることをその通りに実践しただけです。
そのため、この後の記事を読まなくても、この本を買って読んでくれればそれでも良いと思います。
世界一わかりやすいという看板は伊達ではありませんでした。
ただ、今はこの本の改訂第2版があるようなので、購入するならそちらをオススメします。
単語帳
英単語帳に関しては、学校で買ったものなどがあれば、ひとまずそれを使えば良いと思います。
もし、指定の単語帳がなかったり、追加で単語帳をこなしたりしたい場合には、私が使っていた単語帳を2冊紹介しますので、参考にしてください。
『英単語ターゲット1900 6訂版 (大学JUKEN新書)』
シンプル・イズ・ベストで使いやすい英単語帳です。特にこだわりがなければ、これがオススメです。
収録されている単語のレベルは高めです。かなり上位の大学を志望している人にオススメです。
文法書
文法書に関しても、学校で買ったものなどがあれば、それを使えば良いと思います。
私も学校で買った文法書を使っていました。
もし何もない場合は、友人が使っていたものにはなりますが、次の2冊がオススメです。
友人に貸してもらって読んだ時の印象として、大学受験に必要な英文法は一通り網羅されていたと思います。特にこだわりがなければこれをオススメします。
軽く読んだ感想としては、初学者向けというより、ある程度英文法の基礎ができている人向けだということです。そのため、上位の大学を志望しているレベルの高い人に向いた参考書だと思います。
ちなみに、最初に紹介した関先生の英語の勉強法を実践する場合は、同じ関先生が書かれている『大学入試 世界一わかりやすい 英文法・語法の特別講座』も合わせて必須となります。
文法の問題集
単語帳と文法書と同じように、文法の問題集も学校指定のものなどがあればそれでOKです。
そういったものがなければ、次の2冊をオススメしておきます。
文法書と同時並行で進める問題集
『Next Stage 英文法・語法問題[4th EDITION]: 入試英語頻出ポイント218の征服』
とても有名な本で、私の周囲でもこれを使っている人がちらほらいました。文法書と同時並行で進めていく場合には、これがオススメです。
文法の勉強が一通り終わった後にやる問題集
『大学受験 英文法・語法ランダム演習セレクト600 新装版』
こちらは英文法の勉強を一通り済ませた後にやる問題集です。
色々な文法の単元がごちゃ混ぜの問題集なので、本番形式の実践的な演習をすることができます。
英文解釈本
英文解釈は英語勉強の中でも最も大事な柱となるところなので、妥協しない方が良いです。
ここでは、関先生の勉強法通りにやるパターンとそうでないパターンで分けて紹介していきたいと思います。
関先生の勉強法通りにやるパターン
関先生の勉強法の通りに英文解釈をやる場合には、次の3冊が必要となります。
関先生の英文解釈本は初学者でも取り組みやすいですが、ビジュアル英文解釈は特に、PARTⅡがかなり高レベルです。
また、かなり古い本なので、読みにくいところもあるかもしれませんが、内容は本物です。
この3冊をしっかりやり切れば、やる前とは比べ物にならないような英文解釈力が身に付くはずです!
ちなみに、英文解釈をやる場合、解釈する英文はノートに書くか、ページをコピーして印刷するようにして、本には直接書き込まないようにすることをオススメします。
理由としては、後で読み返して復習をする際に、解釈が何も書いてない真っ白の文もあった方が良いからです。
関先生の勉強法通りにやらないパターン
先に紹介した3冊以外だと、オススメなのは次の2冊です。
『大学受験スーパーゼミ 徹底攻略 基礎英文解釈の技術100[CD付新装改訂版] (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)』
先に同じシリーズの入門用である『入門英文解釈の技術70 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)』をやるのも良いでしょう。
こちらはビジュアル英文解釈PARTⅡと同様にかなり難しいので、英文解釈の基礎を固めた上級者向けになっています。
ちなみに、英文解釈をこれから勉強する人向けに必要な予備知識などを解説した記事もあるので、興味のある方はこちらの記事も是非見てみてくださいね。
多読用の本
英文解釈の勉強が終わった後は、ひたすらたくさんの英文を読むことで、実践練習です。
この多読をする際にオススメなのは次の2冊です。
次に紹介するリンガメタリカよりもレベルが高くなく、英文解釈をしっかりとやった人にはかなり読みやすいはずです。そのためテンポ良くたくさんの英文を読みたい場合にはこれがオススメです。
関先生の本で紹介されていた多読のオススメ本はこっちです。
経済学や生物学、医学や環境問題などの専門分野の英文が充実していて読んでいてすごく面白いです。
特にカオス理論の話などは興味深いものがありました!
しかし、英文のレベルはかなり高いので、ビジュアル英文解釈PARTⅡやポレポレなどの高レベル英文解釈本を終えた人向けです。
まとめ
今回は単語帳から多読までたくさんの参考書を紹介してきました。
最初に言ったように、自分に合う参考書、合わない参考書はありますし、紹介していない以外にも良い参考書はたくさんあります。
可能ならば、一度本屋さんに行って、実際に手に取ってから買うことをオススメします!
ここまでやった後は、もっと色々な問題集を解いても良いですし、赤本を買って過去問に取り組むのも良いと思います。
皆さんの勉強がこの記事で更にはかどるようになったら幸いです。