塾に行こうとも行かずとも、試験や受験で良い点を取るために一番大事なのは独学の時間です。
この時間をどれだけ質の良いものにできるかがとにかく重要です。
そこで、今回は、今まで出してきた勉強法の記事の総括として、独学のマニュアルという形でまとめていきたいと思います。
この記事は次のような人にオススメです!
・独学でこれから勉強をしようとしている人
・独学での勉強が中々はかどらない人
勉強の効果を導き出す方程式
独学に限らず、勉強の効果というものは次のような式で導き出せると私は考えています。
勉強の効果=勉強の質×勉強時間
一番大事なのは「勉強の質」です!
なぜなら、勉強の質は少しの工夫をするだけでも非常にたくさん数字が増える一方で、勉強時間は積み重ねていかなければ中々まとまった数字にはならないからです。
そのため、勉強の時間はいくら増やしたとしても、勉強の質が低かったら時間の割に効果が出ないということになりかねません。
逆に、勉強の質が高ければ少ない時間でも大きな効果を得られるということでもあります。
勉強の質を上げる方法
「それは分かったけど、勉強の質を高くするって具体的にどうすれば良いんだよ!」と皆さんも思っていると思います。
そして、質の高い勉強をするために大切なキーワードは次の3つだと私は思っています。
- 計画
- 環境
- 方法
この3つをしっかりと押さえることが質の高い勉強には必要不可欠です。
勉強の計画を立てよう!
勉強の計画を立てた方が良い主な理由としては以下の2つがあります。
- 勉強する科目や内容に偏りが出る
- モチベーション管理がしやすくなる
計画を立てずにその日の気分で勉強していると、勉強する科目や内容は好きな科目か苦手な科目のどちらかに偏りがちになってしまいます。
これでは、試験や受験の範囲を満遍なくやることが難しくなってしまいますね。
そして、一度計画を立ててしまえば、後はその通りに勉強するだけとなり、やるべきことが明確になるのでモチベーション管理もしやすくなります。
詳しい計画の立て方などは、以下の記事にまとめてあるので、こちらを参考に計画を立ててみましょう!
勉強の環境を整えよう!
質の良い勉強をするためには、勉強に集中できる環境を整えることも大切です。
それは自分のモチベーションもそうですが、外的な環境も同じです。
騒音がひどかったり、誘惑が多い場所では勉強もはかどりませんからね。
以下の記事を参考に、自分の勉強環境を一度見直して万全の態勢を整えて勉強に臨みましょう!
また、教科書の内容をより発展的に理解する補助として参考書などの質の良い教材を用意するのも良いと思います。
どの参考書を買うかについては、調べれば色々なオススメが出てくると思いますが、どの参考書を買うにしても一度書店に行って自分で見てみた方が良いと思います。
人によって参考書の合う合わないというのはあると私は思っているので、ある人には合う参考書が別の人には合わないということも起こり得るからです。
一応、私がオススメする英語の参考書を以下の記事で紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
効率的な方法で勉強しよう!
勉強の計画を立て、環境を整えるのが、建物の土台作りだとしたら、最後の「方法」こそが一番大事な建物を建てる作業です。
「教科書を読み、問題集を解く」、これは確かに基本的な勉強のプロセスではあります。
しかし、全員が全員これだけで良い点を取るラインまで辿り着くことは難しいです。
教科書を読んだだけで内容を100%理解・記憶し、問題を全部解けるようになるなんて人の方がずっと少ないですからね。
そこで、勉強した内容を効率良く身に付けることができるように工夫することが大切です!
参考書や問題集のやり方
参考書や問題集は一度やったらそれで終わり、そう思っている人はいませんか?
それは大きな間違いです!
折角、良い参考書や問題集を買っても、一度読んで、解いたら終わりでは中々内容が身に付きません。
復習をすることで初めて内容が身に付きます!
参考書も問題集も基本的には何周もするものだと思ってください!
具体的な復習の頻度については先ほど紹介した勉強の計画の立て方の記事に書いてあるので、そちらを参照してください。
効率的な勉強法の例
効率的な勉強法の一例として、私は学生時代からホワイトボートを使った勉強法を実践していました。
この勉強法のおかげで、かなり人より効率良く試験や受験の勉強を進めることができたと思っています。
ホワイトボード勉強法ではなくても、人それぞれに合った効率的な勉強法というのは必ずあるので、それを模索するのも良いと思います。
また、効率的な勉強法の基本はどの科目でも共通していますが、ある程度は科目毎に異なってくると思います。
例えば、英語では単語や文法を押さえた上で、英文解釈を進めるのが効率的な勉強法ですが、日本史では用語の意味を押さえるよりも、まずはストーリーを理解することが大切だと私は考えています。
このように、科目毎でも自分なりの勉強方法を見つけることが大切です。
大きな勉強の計画を立てる前に、色々な勉強方法を試してみて、自分に合った方法を見つけてみましょう。
覚え方も工夫してみよう!
ただ教科書や参考書の内容を丸暗記しようとしても中々覚えることができないし、覚えられてもすぐに忘れてしまい、思い出すことができないでしょう。
そこで、印象に残るような覚え方をすることも大切です。
そのような記憶法については、以下の記事にまとめてありますので、こちらも参考にしてみてください。
まとめ
今回紹介した3つのキーワード「計画・環境・方法」を意識するだけで、勉強の効率は大きく変わります!
勉強が思うように進まなくなったら、この3つのキーワードに回帰してもう一度自分の勉強のやり方を見直してみましょう。
皆さんの試験・受験勉強がはかどることを祈って、この記事を締めくくりたいと思います。