今回はアメリカ独立戦争確認問題の初級編です。
アメリカ独立戦争の勉強をした後の確認や復習をする際に是非活用してください。
この講座の難易度は★★★☆☆です。
問題の配点と問題用紙のファイルについて
問題は全10問でⅠ・Ⅱが1問10点で合計90点、Ⅲが正解で10点の合計100点満点です。
目標点数は80点以上ですので、これを目指して頑張りましょう!
問題用紙をダウンロード・印刷できるファイルは以下にあります。
問題
Ⅰ.イギリス本国と植民地アメリカが対立するまでの流れについて解説した以下の文章の( )内の①~④に当てはまる適切な用語を記入してください。
アメリカは元々(① )の植民地でした。
イギリスは自国の財政難を解消するために植民地であったアメリカに砂糖法や(② )法を制定して課税の強化をしようとします。
しかし、これに対して植民地の人々は「代表なくして課税なし」と強い反対運動を展開します。
この反対運動によって砂糖法も(②)法も翌年には撤廃されますが、1773年に制定された茶法がきっかけとなり(③ )が発生します。
イギリスは(③)に弾圧的諸法を制定して対応しますが、植民地側はこれに対抗して1774年に(④ )をフィラデルフィアで開催し、イギリス製品をボイコットする姿勢を示します。
これによって、イギリス本国と植民地であったアメリカの対立は決定的なものとなってしまいました。
Ⅱ.アメリカ独立戦争について解説した以下の文章の( )内の⑤~⑨に当てはまる適切な用語を記入してください。
1775年4月にレキシントンとコンコードでの武力衝突を契機としてアメリカ独立戦争が開戦します。
植民地側は(⑤ )を総司令官とし、ジェファソンが起草した『(⑥ )』をフィラデルフィアで採択します。
開戦当初はイギリスと対立していた海外からの支援もわずかで苦戦が続いたものの、サラトガの戦いに勝利した事をきっかけに(⑦ )のルイ16世が正式にアメリカ側への参戦を決定し、戦況が逆転していくことになります。
最終的には(⑧ )の戦いに勝利した事でアメリカ側の勝利は決定的なものとなり、1783年に(⑨ )条約が結ばれたことで、イギリスは遂にアメリカの13植民地の完全独立を承認することになったのです。
Ⅲ.以下の2つの文章ⓐ・ⓑの正誤として適切なものを選択肢ア~エの中から1つ選んでください。
ⓐ1776年1月にイギリス出身の哲学者であるジェファソンが『コモン=センス(常識)』を出版して独立の必要性を訴えたことで、植民地の間で独立の機運が更に高まった。
ⓑアメリカ独立戦争後、アメリカはフィラデルフィアで憲法制定会議を行い、1787年に合衆国憲法を制定して初代大統領にワシントンが就任し連邦政府が発足した。
ア:ⓐ正 ⓑ正 イ:ⓐ正 ⓑ誤
ウ:ⓐ誤 ⓑ正 エ:ⓐ誤 ⓑ誤
問題はここまでです。
解答・解説は次のページにあります。