今回はルターの宗教改革確認問題の初級編です。
ルターの宗教改革の勉強をした後の確認や復習をする際に是非活用してください。
この講座の難易度は★★★☆☆です。
問題の配点と問題用紙のファイルについて
問題は全10問でⅠ・Ⅱが1問10点で合計80点、Ⅲが正解で20点の合計100点満点です。
目標点数は80点以上ですので、これを目指して頑張りましょう!
問題用紙をダウンロード・印刷できるファイルは以下にあります。
問題
Ⅰ.宗教改革について解説した以下の文章の( )内の①~⑤に当てはまる適切な用語を記入してください。
ローマ教皇レオ10世によって「サン=ピエトロ大聖堂の建築費用を集めるため」という名目で始まった(① )の販売に対して強い批判をしたのが、ドイツのヴィッテンベルク大学の神学教授であったマルティン=(② )でした。
(②)は1517年10月31日にヴィッテンベルク城内の教会の門扉に(③ )を発表し、これが宗教改革の始まりとなったと言われています。
1519年に行われたライプツィヒ郎論において(②)は「人は善行ではなく、信仰によってのみ義とされる」(④ )説と聖書の教えのみに従う(⑤ )主義の立場を取りましたが、教皇の権威を否定したことが理由となって、(②)は破門されてしまいました。
Ⅱ.16世紀のヨーロッパにおける各階級の蜂起や宗教戦争について解説した以下の文章の( )内の⑥~⑧に当てはまる適切な用語を記入してください。
1522年には騎士戦争が始まりますが、すぐに鎮圧されてしまいました。
ルターの宗教改革を支持していた神学者トマス=ミュンツァーを指導者とした農民達は、1524年に農奴制や領主制の廃止を訴える「12ヶ条の要求」を掲げて反乱を起こし、(⑥ )戦争が始まりました。
そして1545年に(⑦ )会議で旧教側が結束した事を契機として、翌年の1546年には旧教と新教の間で(⑧ )戦争が始まってしまいました。
Ⅲ.以下の2つの文章ⓐ・ⓑの正誤として適切なものを選択肢ア~エの中から1つ選んでください。
ⓐアウクスブルクの宗教和議では個人の信仰の自由が認められた。
ⓑアウクスブルクの宗教和議では諸侯にカルヴァン派とルター派を選択する自由が与えられた。
ア:ⓐ正 ⓑ正 イ:ⓐ正 ⓑ誤
ウ:ⓐ誤 ⓑ正 エ:ⓐ誤 ⓑ誤
問題はここまでです。
解答・解説は次のページにあります。