大学受験を控えている受験生の皆さんの中には、既に塾に通って勉強を頑張っている方、色々な事情から塾には通わず独学で頑張りたいという方がいる一方で、まだ塾に通おうか迷っているという方もいるのではないかと思います。
そこで、この記事では大学受験を合格するために、塾に行くべきかを独学と比較しながら、解説していきたいと思います！
この記事は次のような人にオススメです！
・大学受験のために塾に行くべきか迷っている人
塾に行くことのメリット
大学受験を合格するために塾に行くことによるメリットはとても大きいです。
それは今まで一度も塾に通ったことのない私でも感じています。
なぜなら、当時の私のクラスの席の周りの半分以上は塾に通っていて、よく話を聞かせてもらったり、教材を見せてもらったりしていたからです。
その中で独学と比較して私が特に感じたメリットは次の3つです。
勉強の時間が確実に確保される
塾に通っていれば、確実に生活のサイクルに勉強の時間が組み込まれます！
独学で勉強しようとすると、ついついスマホをいじったり、テレビに目移りしちゃうような人も塾に通えば確実に放課後の勉強の時間を確保できるのは大きいです。
質の高い教材で勉強することができる
塾で出される参考書や問題集は大学受験のプロが作成した質の高い教材が多いです。
それに加えて塾講師の解説が入るので、勉強の質は本当に高いものになると思います。
模試などで周りの受験生との差を実感しやすい
これは塾ごとによるかもしれませんが、定期的に行われるテストや模試で周りの受験生、つまりライバルとの差を実感しやすいのは大きいメリットだと思います。
自分の勉強方針も決めやすく、周りも大学受験に向けて頑張っている人ばかりなので、自分も頑張らなければ！という気持ちになり、より受験勉強に身が入るようになるかもしれません！
実際、私もクラスの塾に通っていた人達から色々な刺激を受けることで、自分の受験勉強にもプラスの影響がたくさんありました。
そのため、塾に通うことで、自然と勉強に取り組みやすい環境を作りやすいと思います。
塾に行くことのデメリット
今度は逆に、塾に行くことのデメリットを紹介します。
独学と比較した場合、大きなデメリットは次の2つだと思います。
お金がかかる
人によってはある意味これが一番のデメリットかもしれません。
通う塾や学年、内容によっても異なるとは思いますが、少なくとも年間数十万単位のお金がかかります。
志望の大学に合格できると考えたら安いものかもしれませんが、それでも無視できない出費額ではあると思います。
自分のペースで勉強がやりにくい
塾のカリキュラムで勉強すれば、効率よく大学受験の勉強を進めることができるかもしれませんが、必ずしも良いことばかりではありません。
例えば、塾で扱う内容が自分ではもう勉強する必要がなく、他の勉強をしたいと思っていたとしても、塾でテストや課題として出された場合には、その内容をやらなければいけなくなってしまいます。
もちろん、復習という意味では良いかもしれませんが、自分のペースで勉強したいという方にとっては、塾のテストや課題が逆に負担になってしまうかもしれません。
独学のメリット
今度は独学のメリットについて紹介していきたいと思います。
私自身が独学で受験勉強に取り組んで感じたのは次の3つです。
自分に合った効率的な方法で勉強できる
私としては、これが一番のメリットだと思います。
独学で受験勉強をする場合、毎日の勉強プランは自分で決めます。
そのため、自分に合った効率的な方法で勉強することができます。
私は先生の話を聞くよりも、自分で教科書や参考書を読み進める方が性に合っていました。
そのため、塾に通わずに独学の方が効率的に受験勉強を進められました。
そして、最近はとても質の高い参考書が多いので、それらを使って勉強すれば、決して塾の教材にも勉強の質は劣りません！
自分のペースで受験勉強を進められる
最初に紹介したメリットと共通していますが、独学の場合は、自分のプランで勉強するので、自分に合った無理のないペースで受験勉強を進められます。
また、周りの受験生との差が塾に比べると実感しにくいため、必要以上に焦ることも少なくなると思います。
しかし、この点については一長一短かもしれません。
塾に比べてお金がかからない
人によってはこれが一番大きな理由でしょう。
独学の場合、かかる費用は大体参考書や問題集、過去問などの教材費だけになります。
購入する教材の量にもよるかもしれませんが、大体高くても数万円程度で済むことが多いはずです。
そのため、塾に比べて受験勉強にかける費用を大幅に節約することができます。
独学のデメリット
次は独学のデメリットについてです。
私自身が独学で受験勉強をする中で感じたデメリットは次の2つです。
質の高い勉強の時間を自分で確保しなければならない
独学で受験勉強を進める場合、大半が自宅の自室やリビングで勉強することになるでしょう。
しかし、自宅の中には勉強の誘惑や障害となるものがたくさんあります。
スマホやテレビだけでなく、家族の会話声、家の近くを走る車の音などちょっとした物音も意外と気になってしまうものです。
どうしても気になる場合は放課後の教室や図書室などで勉強するのも手ですが、どちらにせよ学校や塾の授業ではないので、自分で勉強をする雰囲気を作っていかなければなりません。
こうした状況の中でも怠けたい自分を律して勉強を進めなければならないのが独学の一番大変なところです。
分からないところがあっても人に聞きにくい
これについては学校の先生に聞けば良いかもしれませんが、いつでも聞けるわけではありません。
特に夏休みなどの長期休みの場合は、勉強中に分からないところがあっても自分で調べて解決しなければならないです。
まとめ
ここまで塾通いと独学のメリットとデメリットを比較してきました。
簡単にまとめると、次の通りです。
・塾に行けば質の高い勉強を継続しやすいがお金がかかる
・独学では自分のペースで勉強を進められるが、質の高い勉強を継続するのが大変
正直なところ、塾に通うか独学か、どちらの方が効率的に受験勉強を進められるかは人によると思います。
塾に行けばその分経済的負担は増えてしまいますが、得られるものは大きいでしょう！
しかし、効率的なプランを組んでしっかりとそれをこなしていける人は、むしろ独学の方が効率的に受験勉強を進めることができるでしょう。
私としては塾の体験授業などを受けてみたり、一週間位の期間で良いので自分で学習プランを立ててそれを継続してみたりして両方の方法を一度試してみることをオススメします！
そして自分に合ってると思った方を選べばそれで良いと思います。
どちらにしても大切なのはあなた自身の勉強に対する姿勢です。
塾に行こうが独学で勉強しようが集中して取り組んでいなければ全く意味はありません。
受験勉強はあなたに合う方法で頑張れば必ず結果は出てきます！
どちらの方法を選んでも胸を張って受験勉強に取り組んでください！
