答えと解説
かなり難しい単語もあったと思いますが、日本語では聞いたことがあるはずの単語も多いと思います。
知らなかった単語はこれを機に覚えていきましょう!
それでは、答え合わせの時間です!
英単語 | 意味 |
①environment | 環境 |
②fuel | 燃料 |
③soil | 土壌 |
④garbage | ゴミ |
⑤disaster | 災害 |
⑥solar | 太陽の |
⑦layer | 層 |
⑧pollution | 汚染・公害 |
⑨oxygen | 酸素 |
⑩temperature | 温度 |
global warming | ⑪地球温暖化 |
drought | ⑫干ばつ |
ecology | ⑬生態系・生態学 |
pesticide | ⑭殺虫剤 |
carbon dioxide | ⑮二酸化炭素 |
extinction | ⑯絶滅 |
emission | ⑰排出 |
protocol | ⑱議定書・儀礼・典礼 |
greenhouse gas | ⑲温室効果ガス |
photosynthesis | ⑳光合成 |
ここからはそれぞれの単語の簡単な解説をしていきたいと思います。
①の「environment」は「環境」です。
「environment」の綴りの「n」を忘れないように注意しましょう。
②の「fuel」は「燃料」です。
「fossil fuel(化石燃料)」の形でよく出題されるので押さえておきましょう。
③の「soil」は「土壌」です。
土は生態系において重要な役割を果たします。
死んだ生き物は土に還って微生物達によって分解され、栄養分となるからです。
④の「garbage」は「ゴミ」です。
同じような意味の「trash」・「litter」・「refuse」なども合わせて覚えると良いです。
⑤の「disaster」は「災害」です。
「natural disaster(自然災害)」の形で出題されることが多いです。
⑥の「solar」は「太陽の」です。
ソーラーパネル・ソーラーエネルギーなど聞き馴染みの多い言葉だと思うので、綴りだけ注意すれば大丈夫でしょう。
⑦の「layer」は「層」です。
「layer」単独で「地層」という意味で使われたり、「the ozone layer(オゾン層)」と使われることが多いです。
フロンガスなどが原因となってできたオゾンホールから流入してくる紫外線の増加は深刻な環境問題の一つです。
⑧の「pollution」は「汚染・公害」です。
日本でも水俣病や四日市ぜんそくなどの公害病が1950年代から1970年代にかけて問題となりました。
⑨の「oxygen」は「酸素」です。
⑮の「carbon dioxide(二酸化炭素)」と合わせて覚えましょう。
⑩の「temperature」は「温度」です。
綴りが長く間違えやすいので注意してください。
⑪の「global warming」は「地球温暖化」です。
字面通りの意味なので、知っておけばなんてことはないと思います。
⑫の「drought」は「干ばつ」です。
干ばつは雨が降らないせいで長期間水不足にある状態を言い、日照りのことです。
⑬の「ecology」は「生態系・生態学」です。
形容詞形の「ecological(生態学の)」も合わせて覚えておきましょう。
⑭の「pesticide」は「殺虫剤」です。
殺虫剤や農薬の散布によってそれを取り込んだ生物を他の生物が食べてしまうことで、生態系に悪影響を及ぼす場合があります。
⑮の「carbon dioxide」は「二酸化炭素」です。
二酸化炭素やメタンなどは地球温暖化の原因とされている温室効果ガスの一種です。
⑯の「extinction」は「絶滅」です。
形容詞形の「extinct(絶滅した)」もよく出題されるので合わせて覚えておきましょう。
⑰の「emission」は「排出」です。
動詞形の「emit(~を放出する)」も合わせて覚えておきましょう。
⑱の「protocol」は「議定書・儀礼・典礼」です。
儀礼や典礼の方が一般的な意味ですが、環境問題では「the Kyoto Protocol(京都議定書)」のように議定書の意味で使われるので注意してください。
⑲の「greenhouse gas」は「温室効果ガス」です。
温室効果ガスは太陽からの可視光を透過させる一方で、地表からの赤外線を吸収する性質があるため熱が宇宙へと逃げずに気温が上がってしまいます。
全くないと地球に熱がこもらなくなってしまい、地球が氷の星になってしまいますが、過剰にあると温暖化の原因となります。
⑳の「photosynthesis」は「光合成」です。
光合成自体はポケモンや理科でお馴染みの、植物が光と水と二酸化炭素から酸素やデンプンなどを作る働きです。
ただ英語だと見ての通り単語が長くて綴りも間違えやすいので要注意です。
まとめ
今回は環境問題に関する単語を出題しました。
環境問題をはじめとした専門テーマの英文は予備知識の有無がかなり効いてきます。
もちろん、色々な問題集や入試の英文に触れていたり、他の科目を勉強する中で自然と身に付いてはいきますが、確実に身に着けたい方は、以前に参考書紹介の記事でも紹介した『話題別英単語リンガメタリカ[改訂版]』をやるのがオススメです。
かなり高レベルですが、あらゆる専門テーマの英文や単語が網羅されています。
文法や解釈の勉強などが一通り終わって演習の段階に入っている人は、挑戦してみても良いかもしれません。