答えと解説
今回は過去の英単語問題の記事と比較してもかなりの高難易度だったと思います。
知らない単語もかなり多かったと思うので、一つ一つ丁寧に確認していきましょう!
英単語 | 意味 |
①cabinet | 内閣 |
②treaty | 条約 |
③resign | 辞任する |
④vote | 投票 |
⑤budget | 予算 |
⑥ambassador | 大使・使節 |
⑦democracy | 民主主義 |
⑧revenue | 歳入 |
⑨census | 国勢調査 |
⑩diplomacy | 外交 |
bribe | ⑪賄賂 |
bill | ⑫請求書・法案 |
administration | ⑬管理・行政 |
statesman | ⑭政治家 |
doctrine | ⑮主義・教義 |
enforce | ⑯~を施行する |
the prime minister | ⑰総理大臣 |
candidate | ⑱候補(者) |
national debt | ⑲国債 |
conservative | ⑳保守的な |
ここからはそれぞれの単語の簡単な解説をしていきたいと思います。
①の「cabinet」は「内閣」です。
「cabinet」には他に「戸棚」という意味がありますが、入試問題で出てきたら大体は「内閣」の方の意味だと思います。
②の「treaty」は「条約」です。
よく条約を「調印する」と言いますが、この場合は「sign」を使います。
③の「resign」は「辞任する」するです。
昨今は辞任している大臣も多いので、覚えておいて損はない単語ですね。
④の「vote」は「投票」です。
今回は名詞として出題しましたが、同形で動詞として「投票する」とも使えます。
⑤の「budget」は「予算」です。
類義語に「expense(経費・費用)」があります。
⑥の「ambassador」は「大使・使節」です。
ちなみに、「大使館」は「embassy」で少々形が異なるので注意してくださいね。
⑦の「democracy」は「民主主義」です。
日本史でも「大正デモクラシー」という用語が出てくるので、聞き馴染みがある人も多いと思います。
⑧の「revenue」は「歳入」です。
対義語に「expenditures(歳出)」があります。
⑤の「budget(予算)」と合わせて覚えておきましょう!
⑨の「census」は「国勢調査」です。
ちなみに、ただの「調査」には「research・survey」などがあり、「世論調査」は「poll」です。
⑩の「diplomacy」は「外交」です。
昨今の国際情勢を鑑みると、非常に大事なキーワードの一つです。
⑪の「bribe」は「賄賂」です。
政治と賄賂はある意味切っても切れない関係ですので、この単語は外せませんね。
⑫の「bill」は「請求書・法案」です。
法案を「可決する」と言う場合には「pass」を、「否決する」と言う場合には「reject」を使います。
⑬の「administration」は「管理・行政」です。
「administrator(管理者)」がPC関係で出てくる単語なので、何となくイメージが付きやすいという人もいるかもしれませんね。
⑭の「statesman」は「政治家」です。
同義語には「politician」があります。
⑮の「doctrine」は「主義・教義」です。
世界史にも「トルーマン・ドクトリン」といった用語が出てくるので、聞いたことがあるという人も多いでしょう。
⑯の「enforce」は「~を施行する」です。
ちょっとした豆知識として、「en」というのは接頭辞(語)と言われるものですが、これが付くと大体「~する」というような意味になります。
例えば、「enable」は「en+able」で「できるようにする」というような感じです。
今回は「en+force」で「強制する」→「法律などを強制する」→「施行する」と考えると覚えやすいと思います。
⑰の「the prime minister」は「総理大臣」です。
「minister」だけなら「大臣」という意味です。
「prime」が以前の単語問題の記事でも出てきたように「最も重要な」といったような意味があるので、「最も重要な大臣」→「総理大臣」というわけです。
⑱の「candidate」は「候補(者)」です。
④の「vote」と合わせて覚えておきましょう。
⑲の「national debt」は「国債」です。
国の財源が足りない時に国債を発行し、投資家がそれを買う。
投資家は満期になったら元本に利子が付いて返ってくる、これが簡単な国債の仕組みです。
ちなみに、「debt」単独の場合は「借金」という意味です。
⑳の「conservative」は「保守的な」です。
対義語に「radical(急進的な)」があります。
まとめ
今回は政治に関する単語を出題しました。
今まで出してきた単語問題の記事の中では恐らく一番難しかったのではないかと思います。
もし、8割以上正解できたなら相当な単語力が身に付いてきていると思うので自信を持ってください!
もちろん、8割未満しか正解できなかった人も落ち込む必要は全くありません!
今回の単語は私が思うに、受験に合格した受験生に出題しても正答率が低くなりそうなレベルの単語が多いからです。
まずは、基礎的な単語を押さえてからこうしたレベルの高い単語も覚えていけると良いですね。
それでは、お疲れ様でした!