今回はナポレオンの第一帝政確認問題の初級編です。
ナポレオンの第一帝政の勉強をした後の確認や復習をする際に是非活用してください。
この講座の難易度は★★★☆☆です。
問題の配点と問題用紙のファイルについて
問題は全10問で、1問10点で合計100点満点です。
目標点数は70点以上ですので、これを目指して頑張りましょう!
問題用紙をダウンロード・印刷できるファイルは以下にあります。
問題
Ⅰ.ナポレオンについて解説した以下の文章の( )内の①~⑤に当てはまる適切な用語を記入してください。
ブリュメール18日のクーデターで統領になったナポレオンは第2回対仏大同盟に対抗するため、オランダ・イギリスと戦い、勝利したことで第2回対仏大同盟を崩壊させることに成功します。
その後は内政問題にも着手し、特に私有財産の不可侵や法の下の平等について規定した(① )を1803年に発布したことが大きな成果として挙げられます。
こうして様々な問題に尽力したナポレオンは、1804年5月に国民投票を実施して(② )に即位します。
これによってフランスの第一共和制は終わり、ナポレオンの(③ )が始まったというわけです。
(③)下のナポレオンは対外戦争を繰り返して多くの勝利を重ねてきましたが、1812年に(④ )を冬将軍によって失敗したことにより徐々に追い詰められていくことになります。
そして1813年には(⑤ )に大敗したことで、皇帝を退位しエルバ島へと流されることになってしまったのです。
Ⅱ.以下の2つの文章ⓐ・ⓑの正誤として適切なものを選択肢ア~エの中から1つ選んでください。
ⓐナポレオンの皇帝就任に危機感を抱いたイギリスの首相ピットは周辺諸国に呼びかけ、1805年に第3回対仏大同盟を結成した。
ⓑ1805年にナポレオンはイギリスのネルソン提督率いるイギリスとトラファルガーの海戦で戦い、大勝したことでイギリス上陸を達成した。
ア:ⓐ正 ⓑ正 イ:ⓐ正 ⓑ誤
ウ:ⓐ誤 ⓑ正 エ:ⓐ誤 ⓑ誤
Ⅲ.以下の問題文⑦~⑩に対する適切な解答を、それぞれ答えてください。
⑦第3回対仏大同盟を崩壊させるきっかけになった1805年のナポレオンVSオーストリア・ロシア軍の戦いを何と言うか?
⑧1806年にオーストリアやプロイセンが排除された神聖ローマ帝国内のドイツ領全てを再編した同盟を何と言うか?
⑨1806年にナポレオンが、産業革命が始まったイギリスをヨーロッパ市場から締め出すために出した法令を何と言うか?
⑩1815年にエルバ島に流されたナポレオンが再び皇帝に復帰し、連合国軍に決戦を挑むも敗北した戦いを何と言うか?
問題はここまでです。
解答・解説は次のページにあります。