問題用紙付き!フランス革命確認問題・初級編【世界史】

フランス革命確認問題・初級編 問題

解答&解説

Ⅰ.

フランス革命は1789年7月14日の(①バスティーユ牢獄襲撃)から始まりました。

(①)を契機として全国で農民の反乱が起こり、これを収拾するために国民議会は1789年8月26日に(②『人権宣言』)を採択しました。

(②)はラ=ファイエットらによって起草され、人間の自由と平等、人民主権、言論の自由、私有財産の不可侵などが規定されていました。

その後は1789年10月にパリ市民がヴェルサイユ宮殿に向けて行進し、国王一家を連行する(③ヴェルサイユ行進(十月事件))や1791年6月の国王一家亡命未遂事件である(④ヴァレンヌ(逃亡)事件)などが起こりました。

そしてオーストリア・プロイセンとの戦争中に国王一家が敵国に内通しているという疑いから(⑤8月10日事件)が起こり、王政は停止され、共和制が樹立されました。

この第一共和制の樹立後の1793年1月に(⑥ルイ16世)はギロチンにかけられて処刑されました。

Ⅱ.
旧制度(アンシャン・レジーム)の下では、国民は第一身分(聖職者)・第二身分(貴族)の免税特権のある特権階級と残り98%の第三身分(平民)で構成されていました。
そのため、ⓐの文章は正しいです。
一方で軍隊の力を背景に議会を押さえつけようとしたルイ16世に対して、国民議会が球戯場(テニスコート)の誓いをしましたが、ここで誓われたのは憲法制定まで解散しないことでした。
そのため、ⓑの文章は間違いです。

Ⅲ.

ロベスピエール

テルミドールの反動(テルミドール9日のクーデター)
このクーデターによってロベスピエールはギロチンで処刑され、国民公会は解散されました。
それに代わって総裁政府が樹立され実権を握りました。

ブリュメール18日のクーデター
このクーデターの後、ナポレオンは統領政府を樹立し自らが第一統領となることで実権を握りました。
これによってフランス革命は終結しました。

まとめ

今回はフランス革命で最低限押さえておきたい用語を中心に出題しました。

フランス革命は覚える事項がたくさん多くて大変ですが、重要なものから少しずつ覚えていきましょう!

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