今回は大御所時代確認問題の初級編です。
大御所時代の勉強をした後の確認や復習をする際に是非活用してください。
この講座の難易度は★★☆☆☆です。
問題の配点と問題用紙のファイルについて
問題は全8問で、1問目から7問目までが1問12点、8問目は16点の合計100点満点になっています。
目標点数は80点以上ですので、これを目指して頑張りましょう!
問題用紙をダウンロード・印刷できるファイルは以下にあります。
問題
Ⅰ.以下の大御所時代についての文章の( )内の①~⑦に当てはまる適切な用語を記入してください。
大御所時代は一般的に、寛政の改革の中心人物であった松平定信が老中を罷免された1793年から第11代将軍(① )が死去する1841年までの約50年近くの期間を指します。
ただし、将軍職を第12代将軍の(② )に譲って大御所として実権を握っていたのはわずか4年ばかりで大御所時代のほとんどは家斉が将軍に在職していた期間を指していました。
大御所時代の政策としては、関東の治安維持を目的として1805年に(③ )を設置し、1827年には(③)の補助として(④ )を設置しました。
しかし、大御所時代には大雨による洪水や冷害が原因となって1833年から(⑤ )の大飢饉が起こってしまったことで百姓一揆や打ちこわしが頻発した時期でもありました。
特に有名なのは大坂町奉行所の元与力であった陽明学者の(⑥ )が1837年2月に蜂起した(⑥)の乱と(⑥)の乱を契機として起こった同年6月の(⑦ )の乱です。
これらの乱はすぐに鎮圧されましたが、幕府の元役人や武士が蜂起したことは幕府に大きな衝撃を与え、幕府の権威が失墜していることを示唆するものでした。
Ⅱ.以下の2つの文章ⓐ・ⓑの正誤として適切なものを選択肢ア~エの中から1つ選んでください。
ⓐ1837年のモリソン号事件に対する幕府の対応を蘭学者の渡辺崋山や高野長英は強く批判した。
ⓑ1839年に幕府は対外政策を批判した蛮学社中のメンバーを投獄して処罰する蛮社の獄を起こした。
ア:ⓐ正 ⓑ正 イ:ⓐ正 ⓑ誤
ウ:ⓐ誤 ⓑ正 エ:ⓐ誤 ⓑ誤
問題はここまでです。
解答・解説は次のページにあります。