問題用紙付き!大御所時代確認問題・初級編【日本史】

大御所時代確認問題・初級編 問題

解答&解説

Ⅰ.

大御所時代は一般的に、寛政の改革の中心人物であった松平定信が老中を罷免された1793年から第11代将軍(①徳川家斉)が死去する1841年までの約50年近くの期間を指します。

ただし、将軍職を第12代将軍の(②徳川家慶)に譲って大御所として実権を握っていたのはわずか4年ばかりで大御所時代のほとんどは家斉が将軍に在職していた期間を指していました。

大御所時代の政策としては、関東の治安維持を目的として1805年に(③関東取締出役)を設置し、1827年には(③)の補助として(④寄場組合)を設置しました。

しかし、大御所時代には大雨による洪水や冷害が原因となって1833年から(⑤天保)の大飢饉が起こってしまったことで百姓一揆や打ちこわしが頻発した時期でもありました。

特に有名なのは大坂町奉行所の元与力であった陽明学者の(⑥大塩平八郎)が1837年2月に蜂起した(⑥)の乱と(⑥)の乱を契機として起こった同年6月の(⑦生田万)の乱です。

これらの乱はすぐに鎮圧されましたが、幕府の元役人や武士が蜂起したことは幕府に大きな衝撃を与え、幕府の権威が失墜していることを示唆するものでした。

Ⅱ.

今回は両方正しい内容の文章になっています。
あまりこの手の問題で両方正しいパターンはないのですが、引っかけの意味で今回はこうしてみました。

まとめ

今回は大御所時代で最低限押さえておきたい用語を中心に出題しました。

大御所時代自体は覚えなければいけない内容も少ないので今回は満点を取れたという方も多かったかもしれません。

しかし、これに満足せず定期的に復習をして今覚えていることを忘れてしまわないようにしましょう!

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