今回は享保の改革確認問題の初級編です。
享保の改革の勉強をした後の確認や復習をする際に是非活用してください。
復習のための問題などがあったら良いという意見をいただいたので、これからしばらくの間は今まで出してきた講座の確認問題を他の教科でも出していきたいと思います。
この講座の難易度は★★☆☆☆です。
問題の配点と問題用紙のファイルについて
問題は全8問で、1問目から7問目までは1問10点で合計70点、残りの1問は30点で合わせて100点満点です。
目標点数は70点以上ですので、これを目指して頑張りましょう!
問題用紙をダウンロード・印刷できるファイルは以下にあります。
問題
Ⅰ.以下の享保の改革についての文章の( )内の①~⑦に当てはまる適切な用語を記入してください。
享保の改革は江戸幕府第8代将軍の(① )が進めた江戸の三大改革の一つであり、その内容は、人材登用、財政改革、行政改革まで多岐に渡ります。
人材登用については、1723年に導入した(② )が有名です。これは、能力があるにも関わらず身分が低いために要職に就けない人材を登用するために、在職中の間は役高の不足分を加算して補うという制度でした。
財政改革では、(③ )と(④ )が有名です。(③)は1万石につき100石を幕府に上納させる代わりに参勤交代の期間を半減させるというもので、(④)はそれまでの検見法を廃止して、豊凶に関わらず年貢率を一定にすることで、幕府の年貢増徴を実現しました。
行政改革では1719年に(⑤ )を出して、金公事を取り上げないようにして当事者間の示談を促して奉行所の負担を軽減をしたり、(⑥ )を置いて市民の要望を集めたり、基本法令や判例をまとめた(⑦ )を編纂して司法の円滑化を図ったりしました。
こうした様々な改革の内容は、後の寛政の改革や天保の改革のお手本となりました。
Ⅱ.以下の2つの文章ⓐ・ⓑの正誤として適切なものを選択肢ア~エの中から1つ選んでください。
ⓐ享保の改革では、適切な物流に悪影響を与えるという理由で株仲間は公認されなかった。
ⓑ享保の改革の期間中には大きな飢饉が発生し、打ちこわしや百姓一揆が頻発した。
ア:ⓐ正 ⓑ正 イ:ⓐ正 ⓑ誤
ウ:ⓐ誤 ⓑ正 エ:ⓐ誤 ⓑ誤
問題はここまでです。
解答・解説は次のページにあります。