問題用紙付き!天保の改革確認問題・初級編【日本史】

天保の改革確認問題・初級編 問題

解答&解説

Ⅰ.

誤・水野忠邦
徳川家斉は大御所時代の人物であり、彼が亡くなった後に天保の改革が始まったので間違いですね。


天保の改革でも特に重要な政策が株仲間の解散です。
株仲間は物価騰貴の原因とされて解散されましたが、結果的には流通が混乱して逆効果になりました。

誤・天保の薪水給与令
アヘン戦争でアジアの大国であった清の敗北を受けて、幕府は異国船打払令を緩和して天保の薪水給与令を出しました。

誤・上知令
三方領知替えは1840年に川越藩への忖度で行われた領地替えのことなので誤りです。
ここでは江戸・大坂を幕府直轄領にすることなので、幕府財政の建て直しや海防強化を目的に行われた上知令が正解です。

誤・人返しの法
旧里帰農令は寛政の改革で出された法令ですので、今回は誤りです。
法令の趣旨は旧里帰農令と同じですが、天保の改革で出されたのは人返しの法になります。

まとめ

今回は天保の改革で最低限押さえておきたい用語を中心に出題しました。

覚える事項こそ少ないものの、享保の改革・寛政の改革と合わせて三大改革と呼ばれる重要な部分でもあるので、しっかりと勉強しておきましょうね。

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