問題用紙付き!田沼時代確認問題・初級編【日本史】

田沼時代確認問題・初級編 問題

解答&解説

Ⅰ.

誤・田沼意次
松平定信は寛政の改革を主導した人物なので、今回は間違いですね。

誤・重商主義
江戸幕府では年貢は米納が原則だったため、基本的には重農主義の政策が行われましたが、田沼意次は株仲間を公認して運上・冥加を徴収・長崎貿易の奨励などの重商主義の政策を行いました。


これは田沼意次の代表的な政策なのでしっかりと覚えておきましょう!

誤・運上・冥加
ほん物成ものなりは本年貢とも言われる百姓に課せられる基本的な税なので今回は誤りです。
ちなみに、運上は一定の税率を定めて課税され、冥加は一定の税率を定めずに必要に応じて上納するものでしたが、江戸時代後期にはこの違いも曖昧になっていきました。

誤・南鐐二朱銀
正徳小判は正徳の治を主導した新井白石が鋳造した金の含有率の高い質の高い貨幣ですので、誤りです。
南鐐二朱銀の特徴は、銀貨の価値が重さで決まる秤量貨幣から、貨幣単位で価値が決まる計数貨幣へと移行したということにあります。

まとめ

今回は田沼時代で最低限押さえておきたい用語を中心に出題しました。

覚える事項が少ないので、穴が無いように確実に覚えておきましょう!

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