答えと解説
それでは、答え合わせをしていきましょう!
漢字 | 読み |
克己 | こっき |
借款 | しゃっかん |
零細 | れいさい |
俵 | たわら |
羞恥心 | しゅうちしん |
乳飲み子 | ちのみご |
煮沸 | しゃふつ |
天皇 | てんのう |
早苗 | さなえ |
虜囚 | りょしゅう |
それでは上記の漢字について簡単な補足説明をしていきたいと思います。
克己(こっき)は、自分の欲望や邪念にうちかつことです。
己を克服するという字面から熟語の意味は推察できますね。
借款(しゃっかん)は、基本的には融資と同じでお金の賃借のことですが、借款の場合は国や公的機関の間で行われる国際的・長期的なものを指します。
例としては日本が発展途上国へのインフラ整備支援として行う円借款が有名です。
零細(れいさい)は、きわめて細かいまたは小さいさまを表す言葉です。
小規模な企業を指す零細企業の形で見かけることが多い熟語だと思います。
俵(たわら)は、米をはじめとした物資の輸送・保存のために使われるわらを円筒状に編んだものです。
要は皆さんがイメージする米俵です!
羞恥心(しゅうちしん)は、恥ずかしく感じる気持ちを表す言葉です。
ちなみに、今の学生さんだと知らない人がほとんどな気がしますが、昔「ヘキサゴン」というクイズ番組発のユニットで「羞恥心」というのがあって、そのユニットの楽曲にユニット名と同名の「羞恥心」という曲があります。
とても良い曲で私が個人的に好きなので、是非皆さんも一度聞いてみてください(ただの布教です)!
乳飲み子(ちのみご)は、字面の通りまだ母乳を飲んでいる時期の幼児・乳児を指す言葉です。
うっかり「ちちのみご」と読まないように気を付けましょう!
煮沸(しゃふつ)は、水を火にかけて煮たたせることです。
煮沸することによって大抵の菌は死滅するので消毒のためにしばしば行われます。
天皇(てんのう)は、現在でこそ日本国憲法第1条で定められている日本国及び日本国民統合の象徴ですが、過去では日本を治める最高権力者として君臨していた要は日本の王様です。
日本史を学習している人にとっては特にお馴染みだとは思いますが、「皇」という漢字は大体「コウ・オウ」と読むことが多いため確認の意味で今回は出題しました。
早苗(さなえ)は、苗代から田んぼへ植え替える頃の若い稲を指す言葉であり、人の名前としてもよく用いられます。
普段あまり見ない熟語なので読めなかったという人も多かったのではないでしょうか?
虜囚(りょしゅう)は、戦で敵に囚われた人を指す言葉です。
第二次世界大戦中の日本で東条英機が示した戦陣訓という軍人がとるべき行動を示した訓令の中の「生きて虜囚の辱(はずかしめ)を受けず……」という一節が有名で、大戦中の日本兵の玉砕や自決を後押ししてしまいました。
まとめ
今回の漢字クイズの結果は皆さんどうでしたか?
皆さんの勉強のリフレッシュや漢字力アップに少しでも繋がったら嬉しいです!
それでは皆さんお疲れ様でした!